月から一石

 

  月の欠片(かけら)が地球に旅をした。

 

  そこは、広大久遠の銀河の一点に浮かぶ生命の星。

  46億年前に生まれ、やっと20万年前、人が大地を歩いていた。

 

  23,000分の1 (20万年 / 46億年) の時間で

  人は、地表を作り変え、文明を築き、宇宙にも少し飛び出した。

  一方で、貧困も犯罪も戦争も絶えない。核兵器もなくせない。

  なぜ悪があるのだろう?  

 

  しかし、人は疑いを振りほどき、生活に追われ、学校に職場に向かう。

 

  命が尊いって本当だろうか? なぜ悪があるのだろう?  

  月が、捨て犬のポチが、ニワトリのタマ子が、

  熱くしなやかに答えを探ります。

 

            

          2020年9月19日 あけび書房 より発行

       

     全国の書店、または、ほとんどすべてのネット書店で取り寄せ可能です

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     月から一石     

 

 もくじ

   はじめに

   1 月の分身

   2 ねずみの通り穴

   3 月の探求

    3.1 命が尊いってほんまなん?

    3.2 なんで悪があるん?

   4 月の書き置き

    4.1 新月のページ(生命と悪について)

    4.2 半月のページ(戦争について)

    4.3 満月のページ(子どもたちについて)  

   5 三つの星

    ☆     一つめの星

    ☆    一つめ半の星

    ☆☆   二つめの星

    ☆☆☆  三つめの星    

         タマ子とフクちゃん

         お金の経済

         脱皮後の世界

         よくある質問コーナー

         循環センター

   6 付け足し

 

 

- 著者より -

あらゆる社会問題の改善・解決には、 「命」のあり方と、「お金」のあり方、どちらも大事な視点で、どちらも原点に返る必要があると思います。
『月から一石』は、 近未来の「貧困も病気も戦争もない世界」をグッと手繰り寄せたくて書いた作品です。
お楽しみください。叩(たた)いてください。

                桑田泰秀  Kuwata Yasuhide

  

 

      

        

    

 

 

 

 

          

             

             失われた無念の命のために

           苦しんでいる命のために

         生まれ来る命のために

       命ある喜びのために

月から一石 One stone from the moon

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

                     月から一石 One stone from the moon 

 

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